ChatGPT は Google 検索を置き換えるのか
ChatGPT は Google 検索を置き換えるのか
たとえばChatGPTはGoogle検索を置き換えるのか、というような話を見かけて、その背景には近年言われるようなGoogle検索の劣化がある。ただ私は常々こうした批判は正当ではないと思っていて、実際に起きていることは検索の劣化ではなく、インターネット(厳密にはワールドワイドウェブ)の劣化ではないか。
これについては、そんな感じだと思う
思うけど、劣化とは思っていなくて
ワールドワイドウェブという網の目にかからない場所に知識とか知恵が滞留するようになったんだと思う
で、それらはバラバラの断片になっている
検索する単語を整えたり、まずは twitter で検索したり、みたいな技が必要になっている
かつてのインターネットには、なぜか無料で有益な情報を出しまくる酔狂な人達がいた。私はそんなインターネットの虜になってしまったわけだけど、冷静に考えれば、そんな非合理的な状況が続くはずがない。無料で流布される情報が、ポジショントークや小遣い稼ぎで書かれたものばかりになるのも当然である。そして、そんなネットの情報に依存しているGoogle検索が、ガベージイン、ガベージアウトとなるのも仕方のないことだと思う。 これについては、そうなのかな? と思う
もともとある一定の数のそういう酔狂な人たちがいて、それは今も昔も変わらないと思う
ただそういう人たちはインターネットのあちこちにバラバラになっている
これを束ねる方法として google のサーチエンジンはコストに見合わなくなっている
自らの政策が(広告料というインセンティブが)自らをノイズまみれにしている
これについては、そんな感じだと思う
そう考えると、ChatGPTの強みはインターネットにデータを依存しないことで、言い換えればそれはインターネット以降に起きた情報発信の自由化、つまり誰もが自由に情報を発信すれば良い時代が来るというWeb 2.0的なユートピア思想の、終焉と位置付けられる。インターネットが生まれて、いろいろな情報が出てきたけど、やっぱりAIにちゃんとした情報を突っ込んで考えさせたほうが良かったね、みたいな。
もちろんAIにはまだまだ限界はあって、いろいろな危険性も思い浮かぶのだが、今のインターネットの真面目におかしな情報を発信・拡散させている人達の有様を見ると、早いうちにどんどんAIが普及したほうがずっとマシという、なかなか絶妙のバランスの今日にいるなと感じます。
これについては、どうでもイイと思っている
利己主義なので、自分にとって良ければなんでもイイ
自分自身の知的欲求を満たしてくれるならその相手が AI でも Bot でもアナタでもキミでもなんでもイイ